iPad Proにぴったりな「格安SIM」を選んでみました。
iPad Proにおすすめの格安SIMは「LINEモバイル」です。
データ通信量が3GB使えて、さらに3GBとは別にLINE/Twitter/フェイスブック/インスタグラムがなんと使い放題!
LINEモバイルは通信速度も速いので、コスパ最強の格安SIMです。
iPad Proを外出先でもインターネットにつなげる方法は2つあります。
- 「SIMカード」を入れて使う
- 「モバイルルーター」を使う(Wi-Fiでつなぐ)
今回は上の「SIMカード」、特にテレビCMからもよく聞こえてくる「格安SIM」ってやつを使う「料金の安いSIMカード(格安SIM)」を紹介していきます。
ドコモやau、ソフトバンクと比較して、格安SIMを使ってインターネットをすると料金が安いので、非常に便利です。
ちなみにモバイルルーターについてはこっちで解説してるので、興味ある人は要チェックです!
参考画像:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
おすすめベスト5の他にも「SIMカードってなんなの?」というそもそもの疑問を解説したり、もっと安く格安SIMを使いはじめる方法、実際のところ格安SIMってどうなの? って話まで幅広くまとめてみました。
この記事を読めば格安SIMの大体のことが分かると思います。
それではまず、iPad Proにおすすめの「格安SIM」ベスト5からいってみましょう!
- 【iPad Pro】おすすめの格安SIM(MVNO)ランキングベスト5|データ使いたい放題プランがある「LINEモバイル」がコスパ最強!
- 【iPad Pro】格安SIM|おすすめベスト5
- そもそもSIMカード・格安SIMって何?
- 私のiPad Proでも使えるの?
- SIMカードってiPad Proのどこに入れるの?
- キャリア?MVNO?なにそれ?
- SMS付きって何のこと?メリットは?
- 初期費用について/エントリーパッケージでもっと安く!
- 格安SIMって本当に速いの?
- 格安SIMを選ぶときに気をつける4つのポイント
- 格安SIMと光回線を組み合わせよう
- 格安SIMとモバイルルーターの違い
- 【上級者向け】格安SIM+SIMフリーモバイルルーターをあわせて使う
- まとめ
【iPad Pro】おすすめの格安SIM(MVNO)ランキングベスト5|データ使いたい放題プランがある「LINEモバイル」がコスパ最強!
【iPad Pro】格安SIM|おすすめベスト5
iPad Pro専用に格安SIMを新規契約するって想定でチョイスしてみました。
iPad Proは電話ができません。
なのでiPad Pro専用に格安SIMを選ぶとすると、データ用SIMを契約することになります。
なのでデータ専用SIMでプランを比較します。
「電話ができない」ってことはデメリットじゃないです。むしろ料金が安く済むメリットです!
もちろんLINEやFaceTime、Skypeなどのインターネット通話はできるから安心してくださいね。
1. LINEモバイル
1番おすすめなのが「LINEモバイル」。
人気アプリを通りこして必須アプリとなった「LINE」で有名な会社が運営するMVNOですよ。
どんなプランがあるの?/500円からはじめられる
「LINEフリープラン」なら毎月たったの500円で1GBのデータ通信とLINE使い放題!
「コミュニケーションフリープラン」はLINEに加えてTwitter/フェイスブック/インスタグラムも使い放題になっちゃいます。
さらにLINE MUSICも聴き放題の「MUSIC+プラン」もありますよ。
どこの回線がつかえるの?/2つから選べる
ドコモ回線・ソフトバンク回線の2つから選べます。
通信速度が速いソフトバンク回線のほうがおすすめ。
ソフトバンク回線を使っている格安SIMのなかでも、LINEモバイルはかなり速いってことで人気があります。
ここがスゴい!/LINEのID検索が可能・主要SNSが使い放題
実は他の格安SIMではできないLINEの年齢認証や、LINEのID検索が使えちゃうところがスゴい!
ないと不便なときあるからね。
あとはプランによってはLINEだけじゃなくて、日常的につかうツイッター/フェイスブック/インスタグラムの人気SNSや、LINE MUSICが使い放題になっちゃうところもイイ感じ。
もしデータ通信量を使い切っちゃっても、使い放題のプランならそのサービスは高速通信でつかえちゃうので安心。
逆に使い切れなかったぶんはちゃんと翌月に繰り越されます。
他にもデータ通信量を家族・友だちとシェアしたり、LINEポイントが貯まる機能もありますよ。
LINEモバイルならではのサービス|サービス紹介・特徴|LINEモバイル
LINEモバイルまとめ/コスパ◎、1番オススメ
500円からはじめられる手軽さ、学生さんにうれしいSNS使い放題プランが強み。
通信速度の速いソフトバンク回線で契約すれば、快適にiPad Proを使うことができちゃいます。
特にオススメなのは「コミュニケーションフリープラン」のデータSIM(SMS付き)、3GBのプランです。
ホームページなら9,900回くらい、YouTubeなら12時間くらい見れて月額1,110円+税(1,198円)と格安。
コストパフォーマンスがバツグンにいいMVNOですね。
2. 楽天モバイル
次に紹介するのは「楽天モバイル」です。
楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM
通販やお買いものパンダ、楽天カードマンでおなじみの「楽天」が運営するMVNOですよ。
どんなプランがあるの?/仕組みがちょっとむずかしい
iPad Proは電話ができない=電話回線が必要ないので、「組み合わせプラン」のデータSIMを選ぶことになります。
SMSなしの「ベーシックプラン」は月額525円で使えて手軽そうにみえるんですけど、通信速度が最大でも200kbpsとめっちゃ遅くて使いものになりません。
動画や音楽のストリーミング再生どころか、普通のウェブページみるのもしんどいレベルです。
最低でもSMSなし「3.1GBプラン」を選ぶようにしてください。
もしくはスマホ向けの「スーパーホーダイプラン」を選ぶって手も。
これはドコモ回線しか選べないんですけど、データ通信量を使い切っちゃっても最大1Mbpsで無制限に通信できるプランなんです。
1Mbpsって通信速度はYouTubeの標準画質ならスムーズにみれるレベルなので、そんなに悪くない速度ですよ。
ただし最初にいったとおり、iPad Proは電話ができないので通話料金のぶん、割高になってしまうデメリットがあります。
どこの回線がつかえるの?/2つから選べるけどドコモ一択
ドコモ回線・au回線の2つから選ぶことができます。
できますが、au回線は規制が厳しくて使いにくいのでドコモ回線一択ですね。
ただ、どちらの回線にしてもあまり速くないし、時間帯や時期で速度が変わりやすいって特徴があるので注意。
ここがスゴい!/支払いに楽天スーパーポイントが使える
毎月の利用料に楽天スーパーポイントを使うことができちゃうんです。
普段から楽天の通販でよく買い物をしてポイントが貯まってるって人はタダで楽天モバイルを使えちゃうかも!?
楽天カードで月々の利用料を支払えば、楽天モバイルの利用料の1%がポイント還元されちゃうから、実質値引きにもなっちゃいます。
さらに楽天カード入会時に大量の楽天スーパーポイントがもらえるので、もらったポイントで楽天モバイルの利用料をおトクにすることも可能!
楽天モバイルを検討してる人は、絶対に楽天カードを作ってから契約しましょう!
楽天モバイルまとめ/iPad Pro向きではない?
楽天モバイルは通話SIMと格安スマホをあわせて買うことで割引を受けられたり、楽天スーパーポイントがもっと貯まりやすくなるところが強みなんですよ。
なのでデータSIMだけでいいiPad Proとは相性がよくありません。
楽天スーパーポイントが貯まる・使えるってところに魅力を感じなければ、あえて選ぶ必要はないと思います。
楽天モバイル エントリーパッケージ SIMカード(事務手数料無料)(ナノ/マイクロ/標準SIM対応)[iPhone/Android共通]
3. mineo(マイネオ)
続いて「mineo(マイネオ)」を紹介します。
mineo(マイネオ)|au・ドコモ・ソフトバンク対応の格安スマホ(SIM)
最近よく「トリプルキャリア対応しました!」ってCMやってますよね。
どんなプランがあるの?/3GB以上のプランがイイ感じ
500MBのプランが700円から使えますが、iPad Proで使うには正直もの足りないです。
200円アップの900円で、なぜか6倍もの3GB使えるプランが手頃でイイ感じ。
どこの回線がつかえるの?/トリプルキャリア対応
au回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線の3社から選べます。
おすすめは通信速度の速いドコモ回線。
au回線はUQモバイルというライバルがいて、ソフトバンク回線はちょっぴり価格が高いから消去法で!っていうワケじゃないですよ。笑
ここがスゴい!/パケットシェア・ギフト・タンクが便利
余ってしまったデータ通信量を翌月に繰り越した上で家族・友だちとシェアできる「パケットシェア」機能。
家族や友だちと余っているデータ通信量をあげたり、もらったりできる「パケットギフト」機能。
1ヶ月に2回まで、合計で1,000MB(=1GB)タダでもらえちゃう「フリータンク」機能と、データ通信量を上手につかえる機能が充実しています。
ただし、フリータンクは「誰かとの助け合い」をかかげて設けられたシステムなので、毎月これをアテにしたプランを契約するのはやめましょうね!
フリータンク – mineoユーザーみんなでパケットシェア | マイネ王
ちなみにパケットギフトはうまく使うと無限にデータ通信量を繰り越せる裏ワザが存在します。
月末にmineoの家族か友だちとパケットギフトで余ったデータ通信量を全部送りあいましょう。
すると翌月にそのデータ通信量が繰り越されるので、翌月末にまた余ったデータ通信量を全部送りあうと・・・!?
mineoまとめ/機能を使いこなせばかなりおトク
通信速度が速く、3GBを900円で使えてしまう手頃さが魅力的。
「パケットシェア」「パケットギフト」「フリータンク」をうまくつかえば、毎月契約プラン以上のデータ通信量を追加料金ナシでつかえちゃいます。
上手にやりくりして、iPad Proで思う存分インターネットを楽しんじゃいましょう。
mineo エントリーパッケージ au/ドコモ/ソフトバンク対応SIMカード データ通信/音声通話 (ナノ/マイクロ/標準SIM/VoLTE)
4. UQ mobile(ユーキューモバイル)
次は「UQモバイル」を紹介しますね。
【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
iPad Proにおすすめのモバイルルーター ベスト3では見事1位だったUQモバイルですが、格安SIMとしてはどうなのかみていきましょう。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
どんなプランがあるの?/2つのプランから選ぶのでカンタン
2つのプランからどっちかを選ぶだけなので簡単です。
それぞれの特徴はざっくりこんな感じ。
毎月の料金 | データ通信量 | 通信速度(最高速度) | |
データ高速プラン | 980円 | 3GB | 速い(225Mbps) |
データ無制限プラン | 1,980円 | 無制限 | 遅い(500Kbps) |
安くて速いけどデータ通信量に3GBの制限がある「データ高速プラン」か、高くてデータ通信量が無制限だけど遅い「データ無制限プラン」から選ぶだけ。
データ無制限プランの通信速度「500Kbps」ってのが微妙な速度で、動画をよく見る人にはもの足りないけど、ウェブページ見るのが中心の人なら十分って感じのスピードなんですよね。
でもウェブページ見るのが中心ならそもそも3GBあれば足りるんじゃないか、速いほうがいいんじゃないかってことで、iPad Proで使うなら「データ高速プラン」をオススメします。
どこの回線がつかえるの?/au系列のMVNO
auと同じ回線を使っているMVNOなので、分類としてはau回線になるかな。
他のMVNOと違ってどっちがいいのか調べる必要がなくてイイですね。
ここがスゴい!/格安SIM界最速!?
UQモバイルの1番イイところ。
それは通信速度の速さです。
下のほうで解説してるんですけど、格安SIMでいう「速い」ってのはあくまで「格安SIMのなかで速い」って意味で、大手3大キャリアと比べたら全然遅いんです。
でもUQモバイルの速さは格安SIM界どころか、大手3大キャリアより速いんじゃないかって言われるほど。
混みそうな時間帯に遅くなるなんてことも少ないので、安くても速さは必要って人はUQモバイルを選ぶべきです。
UQモバイルまとめ/速いがモバイルルーターも考えたほうがいい
ズバ抜けて速い通信速度が自慢のUQモバイルですが、プランが少ないのが残念。
さっき書いたとおり「データ無制限プラン」はiPad Proで使うには通信速度がもの足りないし、「データ高速プラン」はデータ通信量が3GBのプランしかない。
毎月3GBでおさまる人にはぜひUQモバイルを選んでもらいたいんですけど、問題はデータ通信量がもの足りない人ですよ。
そんなとき選択肢にいれてもらいたいのがUQモバイルのモバイルルーター「WiMAX 2+」です。
4,380円と格安SIMよりかなり値上がりしてしまうんですけど、この高速回線が使えてデータ通信量は無制限とかなり太っ腹な内容になってるんですね。
こちらのほうで詳しく解説しているので、UQモバイルに興味をもったならモバイルルーターの検討もしてみてください。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
BIGLOBE UQ mobile ウェルカムパッケージ(音声通話付SIM/データSIM) iPhone/Android共通・au対応 [最大13,000円キャッシュバックキャンペーン中]
5. Y!mobile(ワイモバイル)
最後に紹介するのは「Y!mobile(ワイモバイル)」です。
【公式】Y!mobile(ワイモバイル)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで
iPad Pro(タブレット)向けのデータSIMには力をいれてなさそう。
どんなプランがあるの?/微妙な1プランしかない
まず公式サイトから探すのが大変。
ワイモバイル SIMスターターキット|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
データSIMのプランはこれ1つしかありません。
タブレット向けの「データプラン S」「データプラン L」ってのがあるんですけど、これはワイモバイルでタブレットも買わないとダメ。
プランの内容は月額980円でデータ通信量が1GBまでと微妙すぎ。
UQモバイルなら同じ価格で3GB使えて通信速度も高速です。
プランの時点でワイモバイルはiPad Pro向きではないですね。
どこの回線がつかえるの?/ソフトバンク系のMVNO
回線を選べませんが高速なソフトバンクの回線を使っています。
通信速度だけならなかなかイイ感じなんですけどね。
ここがスゴい!/特にない
他より優れているところがないです。
ワイモバイルまとめ/選ぶ必要なし
ワイモバイルはタブレット向けのデータSIMカードに力を入れてないようです。
ソフトバンク回線が使いたいならLINEモバイル、高速通信ならUQモバイルのほうが価格・データ通信量などのサービス面で勝っています。
料金に見合うサービスじゃないのでiPad pro用として選ぶ必要はありません。
ワイモバイル(Y!mobile)SIMスターターキット ナノ(iPhone5~7他対応)音声通話/データ通信共通(契約事務手数料 無料) ZGP681
そもそもSIMカード・格安SIMって何?
iPad Proをはじめとしたタブレット・スマホなどが、どこでもインターネットにつながるようになって、どこでも電話ができるようになる小型のICカードのことを「SIMカード」っていいます。
「シムカード」って読みますよ。
今、あなたの持ってるスマホにも、ばっちり入ってます。
小さいのに電話番号とか契約情報とか、たくさんのデータがはいってる重要なものなんですね。
そのSIMカードのなかでも、毎月の利用料金がめっちゃ安いものを「格安SIM」っていいます。
何と比べて安いのか、それは大手3大キャリアとかって呼ばれる「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の3社と比べることが多いですね。
SIMカードのサイズ/iPad ProにはnanoSIM
SIMカードにはこの3つのサイズがあります。
- 標準SIM(大)
- microSIM(中)
- nanoSIM(小)
スマホやタブレットによって使うサイズが違って、契約するときにSIMカードのサイズを選ばないといけないんですよ。
格安スマホ+格安SIMのセット販売だったらお店でピッタリのSIMカードを勝手に入れてくれるんですけど、今回はiPad ProにあうSIMカードを自分で選んであげないといけません。
現行のiPad Proはすべて「nanoSIM」を選べばオッケーです!一番小さいやつですよ!
iPhone や iPad で使われている SIM カードのサイズを調べる – Apple サポート
よく聞くSIMロック・SIMフリーって何?/使えるSIMカードの制限のこと
各キャリアが自社のSIMカード以外で端末を通信できなくしちゃう制限のかかった状態のことです。
もっと簡単にいっちゃえば、例えば「ドコモで買ったiPad Proが、ドコモのSIMカードでしかインターネットにつなげられない」状態になっちゃってることを「ドコモのSIMロックがかかっている」っていいます。
○ドコモで買ったiPad Pro + ドコモで契約したSIMカード → インターネットにつながる
×ドコモで買ったiPad Pro + ソフトバンクで契約したSIMカード → インターネットにつながらない
こんな感じ!
逆にSIMフリーはその制限、SIMロックがはずれている状態のこと。
どの組み合わせでもインターネットにつながります。
もちろん制限がかかってないほうがいいですよね。
どうしたら解除できるのかは会社によって違うので、下のリンクを参照してください。
SIMロック解除のお手続き | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au
SIMロック解除ならびに他社製品の携帯電話などのご利用 | お客様サポート | NTTドコモ
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除 | モバイル | ソフトバンク
めんどうくさいから最初からはずしておけって話ですよね!
ちなみにAppleから直接買った人は最初からSIMロックがかかってないので気にしなくて大丈夫です。
通販、特に中古のiPad ProはSIMロックがかかっている可能性があるので、どこのキャリアのiPad Proなのか必ず確認して、できればSIMフリーのものを買ってくださいね。
私のiPad Proでも使えるの?
以下の2つをチェックする必要があります。
Wi-Fi+Cellularモデルかどうか
iPad Proを買うときに「Wi-Fi+Cellularモデル」か「Wi-Fiモデル」を選んだと思います。
Wi-Fi+Cellularモデルなら大丈夫。
どっちのモデル買ったか忘れちゃった人はiPad Proの右下、音量調節ボタンのずっと下に「SIMカードスロット」があるかどうか確認しましょう。
あったらWi-Fi+Cellularモデル、なかったらWi-Fiモデルですよ。
自分のWi-Fiモデルだった、外でインターネットにつなげられないのか…… とガッカリするのはまだ早いです!
モバイルルーターがあれば、Wi-FiモデルのiPad Proでも外でインターネットにつなぐことができますよ。
詳しくはこちらで紹介しています。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
SIMロックがかかっているかどうか
あなたのiPad ProのSIMロックが解除されているかどうかも確認しないといけません。
SIMロックがかかっていない(SIMフリー)
どのSIMカードでも使うことができます。
SIMロックがかかっている
SIMロックを解除する必要があります。
手順は上で紹介してます。
もしくはちょっと難しいんですけど、同じ系列の回線ならそのままでも使うことができます。
大手3大キャリアに対応しているmineoを例にあげてみますね。
○ドコモで買ったiPad Pro + mineoのSIMカード(ドコモ回線) → インターネットにつながる
×ドコモで買ったiPad Pro + mineoのSIMカード(au回線) → インターネットにつながらない
×ドコモで買ったiPad Pro + mineoのSIMカード(ソフトバンク回線) → インターネットにつながらない
こんな感じにiPad Proを買ったところと同じ回線を使ってるSIMカードなら面倒くさい手続きをしなくても格安SIMに乗り換えることができますよ。
難しく感じたならSIMロックを解除したほうが間違いがないので、そっちにしましょうね。
SIMカードってiPad Proのどこに入れるの?
iPad Proの右下、音量調節ボタンのずっと下に「SIMカードスロット」があります。
穴にピンをさしてトレイを引き出し、そこにSIMカードを入れるだけ。
詳しくはこちらを参考にしてください。
iPhone や iPad の SIM カードを取り出す/差し替える – Apple サポート
キャリア?MVNO?なにそれ?
キャリアってのは「通信キャリア」を略したもの。
電話の回線事業者や電話会社のことをいうんですけど、日本では「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の3社のことを指してつかうことが多いです。
そしてこの3社をまとめて「3大キャリア」とか「大手3大キャリア」とかいったりするんですね。
MVNOってのは「Mobile Virtual Network Operator(モバイルバーチャルネットワークオペレーター)」の略で、仮想移動体通信事業者のことをいいますが、このへんを覚える必要はまったくないです。
上で紹介した大手3大キャリアの通信回線を借りて、言いかたが悪いですが「キャリアごっこ」してる会社がMVNOってことだけ覚えてくれればオッケー。
ただし、利用料金が安いのに通信速度が3大キャリアに負けてないMVNOや、プランやサービス面が豊富なMVNOもあるのでナメちゃいけません!
SMS付きって何のこと?メリットは?
データSIMのプランやオプションに「SMS付き」とかって書いてありますよね。
SMSは「Short Message Service(ショートメッセージサービス)」っていう電話番号でメッセージが送れる有料サービスのことです。
でも今はLINEで無料で送れるし、お金はらってまでその機能いる?
そもそもiPad Proじゃ電話できないじゃんって話なんですが、これがないとLINEとかSMS認証を要求されるサービスに登録できなくなっちゃうんです。
それは困りますよね?
100円~200円程度でつけられるので、付けておいたほうが無難です。
でもLINEモバイルならSMS付きじゃないデータSIMでもLINEの認証ができちゃいますよ。
できるだけ安く使いたい、でもLINEは外せないって人にはLINEモバイルがおすすめ。
初期費用について/エントリーパッケージでもっと安く!
月額料金だけのせて「安いよお得だよ!」っていってる八百屋みたいなサイトが多いですが、初期費用を忘れちゃダメですよ。
どのMVNOも料金プランの下のほうにしれっと書いてます。
やれSIMカード発行手数料だ、やれ事務手数料だって言って結局3,000円以上かかっちゃうんですよ。
実はその事務手数料を安くできちゃう「エントリーパッケージ」ってのがあるんです。
おすすめベスト5にリンクを貼ってあるのがそうですよ。
せっかく格安SIM使うんですから、できるだけ安くしたいですよね?
絶対にエントリーパッケージを買ってから契約するようにしましょう。
ちなみに……
「登録事務手数料無料」ってデカデカと書いてますけど、エントリーパッケージ代かかってるんだから値引きじゃんって感じしません?笑
格安SIMって本当に速いの?
格安SIMの「速い!」は「格安SIMのなかでは速い」だと思ってください。
大手3大キャリアと比べると通信速度がかなり落ちます。
特に昼間、夕方など混みやすい時間帯はかなり遅くなっちゃうのが悩みの種。
正直に言いますが、やっぱり安いぶん速度が遅いです。
「絶対に速度重視」って人は、正直格安SIM自体が向いてないかもしれません。大手3大キャリアを使うのが無難です。(料金は高いけどそのぶん速度はめっちゃ速い)
ただし、UQモバイルとワイモバイルだけは例外。
どちらも格安SIMに分類されていますが、大手3大キャリアに負けないくらいの速さが出ます。
ただワイモバイルの料金は「格安」ってほど安くも無いので、やっぱり料金も安くしたいってことならUQモバイルがおすすめですね。
格安SIMを選ぶときに気をつける4つのポイント
iPad Pro用に格安SIMを選ぶときはこの4つのポイントに気をつけましょう。
- 通信速度
- データ通信量
- 料金
- 契約期間
通信速度はどうなのか
しつこいようですが、通信速度は気にしましょう。
iPad Pro自体のスペックが高くても、通信速度が遅くて結局ロードが長いなんてことになっちゃったら意味がないです。
データ通信量は足りるのか、逆に多くないか
安さばかり考えてデータ通信量の小さいプランにしていませんか?
逆に使い切れないくらい大きいプランにしちゃってませんか?
どれくらい使うのかわからないって人は、mineoのように翌月からのデータ通信量を変更できるMVNOを選んで、容量の小さいプランからはじめるのがオススメです。
料金に見合ったプランか
UQモバイルとワイモバイルのように、同じ月額980円なのに使えるデータ通信量がぜんぜん違うなんてこともあります。
その名前のとおり、格安SIMは安いこと、よってはコスパが高いことに意味があります。
料金と通信速度・データ通信量・オプションがつり合っているか、もう一度確認しておきましょう。
契約期間はどうなっているのか
格安SIMは基本的に契約年数に縛りがないところが多く、1ヶ月でやめてもオッケーってところもあります。
が、なかには安くするかわりに2年の契約縛りとか、大手3大キャリアと同じことをやっているところも。
すぐに解約と契約を繰り返すものではないんですけど、一応チェックしておきましょうね。
格安SIMと光回線を組み合わせよう
もっと安く格安SIMを使うコツとして、使いわけって方法があります。
外では格安SIMで通信、自宅では光回線で通信。
こうすれば格安SIMのデータ通信量が小さいプランでも十分足りるし、高速・安定な光回線をつかってiPad Proのスペックを活かしきることができます。
オススメの光回線は別の記事で紹介してますよ。
格安SIMとモバイルルーターの違い
iPad Proを外出先でもインターネットにつながるようにできる。
同じ目的をもつ格安SIMとモバイルルーターですが、この2つを比べたときのメリット・デメリットを紹介します。
まずは格安SIMをモバイルルーターを比べたときのメリット。
- 荷物が増えない
- 料金が安い
格安SIMはiPad Proに入れるだけなんだけど、モバイルルーターはそれ自体が荷物になっちゃいます。
それにモバイルルーターを買う必要がないし、使えるデータ通信量の違いから格安SIMのほうが安く済ませることができますよ。
反対にデメリットはどうなってるんでしょうか。
- 複数の端末で使えない
- 通信速度で負ける
モバイルルーターは1つあればiPad Proの他にもノートパソコンやスマホ、ゲーム機もインターネットにつなげることができます。
SIMカードは入れた端末でしか使えないですからね。
通信速度もモバイルルーターのほうが速めです。
そんなに大きなメリット・デメリットって感じではなく、一長一短といった感じ。
荷物を増やしたくないか、他の端末もインターネットにつなぎたいかで決めるといいと思います。
ちなみにモバイルルーターについてはこちらで詳しく解説しているので、よかったらチェックしてみてください。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
【上級者向け】格安SIM+SIMフリーモバイルルーターをあわせて使う
モバイルルーターのほうでも紹介した、格安SIMとSIMフリーモバイルルーターを組みあわせて”自分だけのモバイルルーター”を作れる上級者向けのテクニックになります。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
このページで紹介している格安SIMと、例えばこのSIMフリーモバイルルーター。
SIMフリーモバイルルータ Aterm MP01LN GW ホワイトACアダプタ付き
めちゃくちゃ軽くて、カードサイズより小さいのにバッテリーが10時間もって、通信速度も速い人気のSIMフリーモバイルルーターなんです。
この2つを組み合わせると、上で紹介した「料金が安くて」、「複数端末で使える」っていうお互いのメリットをあわせることができるんですよ。
荷物が増える、速度で負けるってデメリットもあわさっちゃうんですけどね。笑
上級者向けっていってるだけあって、全部自分で選ばないとダメなんですけど、もしイイ組みあわせを思いついたらこの手段もアリかも?
まとめ
今回はiPad Proにおすすめの「格安SIM」紹介と、それに関する解説をしてきました。
ちょっと難しい話が続いてしまいましたが、この手間を乗り越えればもっともっと快適なiPad Proライフが待っています。
1番のおすすめは「LINEモバイル」の「コミュニケーションフリープラン」でした。
データ通信量が3GBとちょうどよく、LINE/Twitter/フェイスブック/インスタグラムが使い放題!
通信速度も速いコスパのめっちゃイイプランですよ。
あれこれたくさんありすぎて悩んじゃったら、これを試してみてください。
以上、ありがとうございました。