春から高校生になる妹から「iPadを買うならどれが良いの?」という質問を受けました。
私も「iPad Pro」を購入しておよそ1年くらい経つのですが、動画を見たりゲームをしたり、なかなか重宝しています。
今となっては四六時中使っているので、もはや手放せない存在ですね。
生活の一部になりつつあると言っても過言ではない!笑
そんなわけで、妹にもこの「iPad」の素晴らしさを広めようと思います。
先日「iPad購入」に至るまでの考え方について、いくつかアドバイスをしておきました。
同じように「iPadが欲しいけど、どれがいいのかよく分からない」とか「スペックの比べ方がよく分からない。なんだか難しそう……」という悩みを抱えている人が案外多いんじゃないかと思い、この記事を残しておきたいと思います。
結論から先に言ってしまいますが、iPadにはいくつか種類があるのですが「iPad Pro(サイズは10.5インチ)」を選べば間違いないです。
本文で詳しく説明しますが、「iPad Pro(10.5)」の「256GB」で、なおかつ「セルラーモデル(Wi-Fi+Celluar)」というものを買えばいい。
ちなみにカラーは4色あります。
好みの色を選べばそれで「iPad選び」は終わりですね。
ね? 簡単でしょ?
ちなみに、私のおすすめのカラーは「スペースグレー」です。
主張し過ぎず、スマートでかっこいい。
おすすめです!
(SIMフリー) MPHG2J/A スペースグレイ iPad Pro 10.5インチ Wi-Fi+Cellular 256GB(iOS)
【iPadの選びかた】おすすめは「iPad Pro(10.5)」の「256GB」で「セルラーモデル(Wi-Fi+Celluar)」だ!
iPadの種類/3種類の中から選ぼう
まず「iPadってどんな種類があるの?」ということから説明していきますね。
iPadは画面の大きさや機能の違いによって、大きく3つに分けることができます。
- iPad Pro(高性能)
- 9.7インチiPad(ノーマル)
- iPad mini 4(安価版)
この3種類だけ。
意外と少ないですよね。
だから「iPadが欲しい!」ってなったら、上の3つのうちのどれか1つを選べばいいってことになります。
それぞれどういう違いがあるのかというと、まず押さえておきたいのは「上にあるものほど高性能だ」ということです。
あとはサイズですね。サイズの違い。
特にiPad Proだけは大きさが2種類あります。好きなサイズを選ぶ形になりますね。
でも大事なことは「iPadには『プロ、ノーマル、ミニ』の3種類ある」ってことです。
要は「3つの選択肢があるよ」ってことですね。
まずは、これだけ覚えていればOKです。
現行モデルは4つ/iPad Proだけがサイズを選べる
ということで、iPad Proの大きさの違いを含めて、いま新しく買うなら4つのモデルからiPadを選ぶことになります。
まとめると、現在購入できるモデルは
- iPad Pro(10.5インチ)
- iPad Pro(12.9インチ)
- 9.7インチiPad
- iPad mini 4
の、4つです。
大きさを選択できるのはiPad Proのみであることに注意してください。
現行のiPad Proは「2017年モデル」、特にiPad Pro(12.9インチ)は「第2世代」、9.7インチiPadは「第6世代」と呼ばれることもあります。
この記事でも上の4つで呼び分けていきますね。
iPadのスペックの違い
さて「iPad Proは高性能だよ」という話しを上でしました。
ここで詳しくiPadのスペック(性能)の違いについて解説します。
「なんだか難しそう…」と思う人は以下の項目だけチェックすれば大丈夫!
- 本体サイズと重量
- ストレージ容量
- CPUチップ
まず「本体サイズと重量」は、読んだ通りです。
持ち運ぶ時に自分のバッグやカバンに入るかどうか、どれくらいの重さなのか、ということです。
自宅のデスクに置きっぱなしで使うというより、学校やお出かけ、遊びに行くにも持ち歩いて使いたいという人は、サイズと重さは要チェック項目です。
サイズはもちろん、重さなんかも持ち運ぶときに意外と重かったりするので、注意してください。
「ストレージ容量」は保存できる写真・動画・音楽・アプリの数に関係します。
iPad本体に写真や動画をたくさん保存したい人は、ストレージ容量が大きいものを選ぶといいですね。
ちなみに、本体のストレージ容量が少なくても「クラウドストレージ」というサービスを使えば、写真や画像をたくさん保存できます。
無料で使えるので、詳しくはこちらの記事を読んでください。
参考記事:【iPad Pro】クラウドストレージのおすすめランキング/使いやすさは、やっぱり『iCloud』がナンバーワン!
「CPUチップ」はゲームを快適にプレイできるか、YouTube等で動画をスムーズに見れるのかを知るために重要な項目です。
「友達みんなで集まってワイワイ動画を見たい!」って人は、とにかく性能が高い「CPU」が入ったiPadを選ぶと良いです。
本体サイズと重量
モデルごとの本体の大きさ・重さはこんな感じ。
本体サイズ(高さ×幅) | 厚み | 重量(Wi-Fi) | 重量(Wi-Fi+Cellular) | |
iPad Pro(10.5インチ) | 250.6×174.1mm | 6.1mm | 469g | 477g |
iPad Pro(12.9インチ) | 305.7×220.6mm | 6.9mm | 677g | 692g |
9.7インチiPad | 240.0×169.5mm | 7.5mm | 469g | 478g |
iPad mini 4 | 203.2×134.8mm | 6.1mm | 298.8g | 304g |
ざっくり言うと
1番大きくて重いのがiPad Pro(12.9インチ)で、
1番小さくて軽いのがiPad mini 4です。
当たり前なんだけど、画面が大きい方が作業しやすく、表示される情報の量が多いです。
その分、iPadの重量も増えてしまうので、持ち運ぶのが大変になってしまうんですね。
デカくて見やすいものを選ぶか。
コンパクトで持ち運びしやすいものを選ぶか。
そういうこと。
ちなみに「重量」の項目にある「Wi-FiとCellularって何?」と思った人は鋭い!
これはiPadをインターネットに繋げるための方法の違いなんですが、それが重さの違いに影響しているんです。
Wi-FiとCellularについては、後ほど詳しく解説します。
ディスプレイと品質
ディスプレイ(液晶)は全てのモデルで「Retinaディスプレイ」が採用されています。
「Retina(レティナ)」ってのは「網膜」という意味で、人間に識別できないぐらい細かく情報を表示することで、色鮮やかで美しい描画を可能にした高品質なディスプレイです。
ここまで読んで「iPadの液晶が綺麗で高品質なのは分かったけど、○○インチってどのくらいの大きさなの?」、「何ミリメートル? どこの長さのこと?」という人のために、次の表を用意しました!
液晶サイズ(対角) | ミリメートル(対角) | |
iPad Pro(10.5インチ) | 10.5インチ | 約266.7mm |
iPad Pro(12.9インチ) | 12.9インチ | 約327.7mm |
9.7インチiPad | 9.7インチ | 約246.4mm |
iPad mini 4 | 7.9インチ | 約200.7mm |
表に「対角」とある通り、ディスプレイの対角線の長さを示していたんですね。
対角線ってここですよ!
ちなみにA4サイズが約14.3インチ、コミックス(B6サイズ)が約8.8インチです。
つまり、最大となるiPad Pro(12.9インチ)は対角線で30cm定規を超える大画面ってこと。
デカい!笑
最小となるiPad mini 4との差を考えると、とても大きなディスプレイを持っていることが分かりますよね~。
差の13cmってiPhone 8の高さと同じくらいありますからね。
ちなみにiPad ProとiPad mini 4のディスプレイには、あらかじめ「反射防止コーティング」が施されています。
反射防止コーティングのおかげで、光が反射して画面がみづらくなることを防いでくれてます。
さらにiPad Proだけは特別に、屋外に持ち出しても画面がハッキリと見える非常に明るいディスプレイが使われています。
本体カラー
ぶっちゃけ、iPadにカバーやケース付けてしまうとあまり見えなくなってしまう本体カラー。
とはいってもやっぱりこだわりたいところ。
好きな色えらびたいよね?!
全てのiPadで「シルバー/スペースグレイ/ゴールド」の3色から選ぶことができます。
そしてiPad Proの10.5インチだけは「ローズゴールド」も選べます。
このモデルだけ4色あるなんて、特別感がありますね。
ローズゴールドを選びたい人は、この時点で「iPad Pro」の「10.5インチ」に決まりです。
ストレージ容量
ストレージ容量っていうのは、iPadがどれだけの情報を記憶できるのかってことです。
もちろんストレージ容量が大きい方がたくさんの写真や動画・音楽を保存できて、インストールできるアプリの数も増えます。
iPadのモデルごとに最大・最小の容量が異なります。
ストレージ容量 | |
iPad Pro(10.5インチ) | 64GB/256GB/512GB |
iPad Pro(12.9インチ) | 64GB/256GB/512GB |
9.7インチiPad | 32GB/128GB |
iPad mini 4 | 128GB(固定) |
最大がiPad Proの512GBで、最小が9.7インチiPadの32GBです。
大容量になるほど価格が上がりますが、たくさん保存できた方が便利なので、基本的には大容量モデルがオススメになります。
と言われても、「○○GBって何がどのくらい入るの?」って感じですよね。
写真の画質だとか、音楽の音質で変わってくるので参考程度なんですけど、例えばiPad Proの64GBモデルの場合はこんな感じ。
- 写真だけなら約21,845枚
- 音楽だけなら約13,107曲
このくらい入ります。
「容量の小さい64GBでも結構たくさん入るじゃん!」って思ってしまうところですが、写真だけ、音楽だけなんてことは実際にはありえないし、動画にアプリにと保存していくものが増えていくと、意外とストレージはすぐにいっぱいになってしまいます。
だからストレージ容量は「少な過ぎず&多すぎず」のバランスが大事ですね。
跡見て分かると思うんですが、iPad Proだけは3種類のストレージ容量が用意されているんですよ。
お気づきですか?
64GBじゃ物足りないけど、512GBもいらないなあといったニーズにもバッチリ応えてくれるのが「iPad Pro」というわけ。。
逆にiPad mini 4はストレージ容量が128GBで固定になっているんです。
なので本体サイズが気に入っても、丁度いいストレージ容量がない、なんて迷いがありがち。
最後に「どうしてもストレージ容量を小さくしてiPadの価格を下げたい!」という方。
こちらのクラウドストレージの記事もご覧ください。
参考記事:【iPad Pro】クラウドストレージのおすすめランキング/使いやすさは、やっぱり『iCloud』がナンバーワン!
クラウドストレージを活用すれば、iPadのストレージ容量が少なくてもなんとかなります。
CPUチップ
CPUチップってのは「iPadの処理の速さを決める重要なパーツ」です。
これの性能が高ければ高いほど最新のゲームでもスムーズに動きますし、より高画質な動画を再生することだって可能なんですね。
それぞれ以下のチップが搭載されています。
搭載されているチップ | |
iPad Pro(10.5インチ) iPad Pro(12.9インチ) |
A10X Fusionチップ 組み込み型 M10コプロセッサ |
9.7インチiPad |
A10 Fusionチップ 組み込み型 M10コプロセッサ |
iPad mini 4 |
A8チップ M8モーションコプロセッサ |
まあ、なんだか難しそうに書いてありますが、こう考えてもらって大丈夫です。
「iPad Proが1番高性能で、次が9.7インチiPad、最後がiPad mini 4!」
どのくらい違うのか?
比較する項目によって違うけどこんな感じ!
- iPad Proは9.7インチiPadの約1.2倍速い!
- 9.7インチiPadはiPad mini 4の約2.2倍速い!
つまりiPad ProはiPad mini 4の約2.5倍速いことになります。
かなり違いが出るので、最新のゲームを楽しみたい方・ドン勝したい方はiPad Proがベストですね。
Apple Pencil
アップルペンシルってのはこれです。
もちろんiPadは指でタッチ(操作)できるんですが、タッチペンがあればもっと絵を繊細に描いたり、素早くメモを取ったり、読んでいる電子書籍にキレイにラインを引いたりと便利な使い方ができます。
で、上に書いたApple製以外にもタッチペンは売られているんですが、正直どれも反応が微妙なので、やっぱりApple Pencil(アップルペンシル)が一番iPadに適していると思います。
タッチペンを買うならApple Pencilしかないと思ってください。
LINEで送る写真にイラストや文字を描き入れるのにも便利ですし、手書きメッセージを送るのも面白いですよ。
Apple Pencilの使用例は公式サイトに載っています。
また、Apple Pencilを含めたiPadにオススメのタッチペン・スタイラスはこちらで紹介しています。
参考記事:【iPad Pro】スタイラスペン(タッチペン)|おすすめ人気ランキングベスト5/やっぱり「ApplePencil」がナンバーワンだ!
ただ、注意してほしいのはApple PencilはiPad mini 4では使えないということ。
もしApple Pencilを使いたいなら、iPad Proか9.7インチiPadを選んでください。
Smart Keyboard
スマートキーボードはこれね。
Smart Keyboard(スマートキーボード)っていうのは、iPad Proの画面カバーにもなる折りたたみ式のキーボードのこと。
脱着が簡単、バッテリー不要、持ち運びに便利とiPad Proのために考えられたデザインになっています。
iPad Proをパソコンのように使ったり、レポートを書いたりするのに重宝しますねえ。
YouTubeで動画を見る時のスタンドになるのも便利です!
取り付けた感じや、詳しい情報は公式サイトが分かりやすいので見てみてください。
iPad Pro – Smart Keyboard – Apple(日本)
ただし、Smart Keyboardに対応しているのはiPad Proのみなので注意してください。
Smart Keyboardを含めたiPadにオススメなキーボードは、こちらの記事で紹介しています。
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレスキーボード|おすすめ人気ランキングベスト5【最新2018年版/9.7/10.5/12.9サイズ別】
9.7インチiPad、iPad mini 4でも使えるワイヤレスキーボードも紹介していますので、よろしければご覧ください。
スピーカー(オーディオ性能)
9.7インチiPadとiPad mini 4には、本体下部に高音質なスピーカーを内蔵しています。
そしてiPad Proだけは上下4箇所にスピーカーを内蔵することで、より立体的で迫力のある音楽を楽しむことができるようになっています。
お気に入りのイヤホン・ヘッドホンだけでなく、iPadのスピーカーでも音楽を楽しみたい方はiPad Pro一択になるでしょうね。
さらなる高音質や迫力を求める方にオススメなワイヤレススピーカー・イヤホン・ヘッドホンのおすすめは別記事でも紹介していますので、あわせて読んでください。
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレススピーカー(Bluetoothスピーカー)|おすすめ人気ランキングベスト5/Ankerの『Sound Core mini』がコスパ最強!
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレスイヤホン(Bluetoothイヤホン)|おすすめ人気ランキングベスト3/『Apple AirPods』か『SoundPEATS Q30 Plus』が最強
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレスヘッドホン(Bluetoothヘッドホン)|おすすめ人気ランキングベスト5/コスパ最強なのはソニーの『WH-1000XM2』だ
カメラ性能
スマホに比べてタブレットは大きくて重たいのが欠点です。
サッと取り出して写真を撮るのはスマホにかないませんね、やはり。
しかしiPadのカメラ性能はiPhoneに負けず劣らずの高性能。
これは間違いないです。
キレイな写真を簡単に撮影することができます。
撮影した写真をiPadの大画面で確認できるのはスマホにないメリットです。
FaceTime等の映像通話でも大画面が活きますよ。
細かい性能の話をすると、12メガピクセル(1,200万画素)のカメラを持つiPad Proがやっぱり1番です。
画素っていうのはカメラの性能の良し悪し、写真のキレイさのこと。
より多いほうが性能が良くて、きれいな写真が撮れるくらいに知っておけばいい知識です。
で、9.7インチiPadとiPad mini 4は同じ8メガピクセル(800万画素)のカメラを搭載していますが、最新機種である9.7インチiPadの方がよりキレイに撮れるようになっています。
映像に関しても写真に同じですね。
iPad Proが1番性能が高くて、次いで9.7インチiPad、最後にiPad mini 4の順です。
iPad Proのみ、超高画質な4Kビデオの撮影もできます!
高画質な動画を撮るのが目的なら、iPad Proしかないですね。
Touch IDとApple Pay
全てのiPadでTouch ID(指紋認証)に対応しています。
ホームボタンに指を置くだけでロックが解除できちゃうんです。便利ですね。
Apple Payも全てのiPadで対応済み。
アプリ内課金とかもホームボタンに指を置くだけで支払えちゃいます。
簡単だから、使いすぎには要注意!!
バッテリー性能
重要ですよね、バッテリー。
どれだけ高性能でも長時間使えないんじゃお話になりません。
iPadのモデルごとのバッテリー容量の表も作ってみたんですが、載せるのやめました。
だって動作時間が全部同じなんだもん!
- Wi-Fiでのインターネット、ビデオ再生、音楽再生→最大10時間
- 携帯電話データネットワークでのインターネット→最大9時間
「携帯電話データネットワーク」なんていうと難しく見えますが、要はスマホでインターネットした時と同じです。
それにしても全てのiPadで同じだけ使えるなんてすごいですよね!
高性能なiPadでも長時間使えるように、無駄に重くならないようにとバッテリー容量まで考えて作られてるのが分かります。
参考記事:【iPad Pro】モバイルバッテリー|おすすめ人気モデルを一挙紹介! 目的別モバイルバッテリー8選
Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの違い/どちらを選ぶべきか
お待たせしました。
ちょくちょく出てきた「Wi-Fi」と「Cellular」について解説します。
これがちょっと難しいんですよね。
できるだけかみ砕いて分かりやすく説明します。
この2つはiPadをどのようにインターネットに繋ぐか、方法(道筋)のことを言ってるんですね。
「Wi-Fi(ワイファイ)」は、自宅や駅、マクドナルド、スターバックスにある「無線LAN(親機)、アクセスポイント、フリーWi-Fi等)」と呼ばれているものに、iPadを無線LANで接続することでインターネットが利用できる方法のことです。
iPad ⇔ 無線LAN(フリーWi-Fi) ⇔ インターネット
この方法だと、無線LANを使ってインターネットをするので「無料」です。
でも無線LANが無いところでは通信できないので、インターネットができません。
一方で「Cellular(セルラー)」は、auやドコモ、ソフトバンク等の「携帯キャリア」と契約し、スマホのようにインターネットを利用する方法のことです。
iPad ⇔ キャリア(docomo,au,softbank) ⇔ インターネット
この方法だと、スマホ料金はかかりますが(同時にギガが減ります)、電波の届く場所が広いのでどこでもインターネットができます。
もっと簡単に言ってしまえば、
- インターネットできる場所が限られるWi-Fiモデル
- どこでもインターネットができるWi-Fi+Cellularモデル
ということになります。
そして、このモデルの違いは価格にも大きく影響します。
例えばiPad Proだと15,000円も価格が違ってきます。
なのでどうやってiPadを使うのか、しっかりと決めて購入することが重要です。
とはいえ、どこでも通信ができるというのは大きなメリット。
iPad向けのおすすめキャリア(格安SIM)の紹介をしていますので、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
参考記事:【iPad Pro】おすすめの格安SIM(MVNO)ランキングベスト5|データ使いたい放題プランがある「LINEモバイル」がコスパ最強!
また、Wi-Fiモデルでもどこでもインターネットに接続する方法がありますので、こちらの記事も参考にしてください。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
逆に自宅でしかインターネットを利用しない、また「iPadを持ち歩かないよ」と言った方にも高速な光回線の紹介をしています。
高速・安定の回線なので、ゲームをプレイする方・動画をたくさん見る方にピッタリです!
AppleCare+
iPadには購入してから1年間の製品保証と90日間の電話サポートが、最初から付いています。
で、「AppleCare+(アップルケアプラス)」というのは、それを2年間に延長できますよってサービスのことです。
「うっかり落として液晶を割ってしまった!」だとか「ゲリラ豪雨に降られて水没させてしまった!」とか、過失・事故での故障を4,400円(税込)で2回まで修理してくれるのがこの「AppleCare+」です。
「4,400円もするの!?」と思ってしまいますが、「AppleCare+」に入っていなかった場合どうなるでしょう。
例えばiPad Pro(10.5インチ)の液晶を割ってしまったとしましょうか。
どうなるか。
AppleCare+に加入していない時の修理費は49,800円(税別)です。
49,800円(税別)です!
なんと約12倍もかかってしまうんです、恐ろしいですね。
加入している・いないで安心感がかなり違いますので、とりあえず加入しておくことをおすすめします。
価格
最後に1番気になるiPadの価格について。
大きく価格に影響してくるのは以下の4つ。
- iPadのモデル
- ストレージ容量の大きさ
- ネットワークに繋ぐ方法(Wi-FiモデルかWi-Fi+Cellularモデルか)
- AppleCare+(製品保証)に入るかどうか
色は価格に影響してこないので、安心して好きなの選んでください!
「自分が欲しいiPadはいくらになるのか?」公式サイトで価格をシミュレートすることができます。
iPad Proはこちら。
9.7インチiPadはこちら。
iPad mini 4はこちら。
ちなみに各モデルのApple Storeでの最安値は以下のとおり。
全てWi-Fiモデルの価格です。(2018/10/01時点)
価格(税別) | ストレージ容量(最小) | |
iPad Pro(10.5インチ) | 69,800円 | 64GB |
iPad Pro(12.9インチ) | 86,800円 | 64GB |
9.7インチiPad | 37,800円 | 32GB |
iPad mini 4 | 45,800円 | 128GB(固定) |
さらに1番性能の良いiPadになると以下の通りになります。
全てWi-Fi+Cellularモデル、AppleCare+込みの価格です。(2018/10/01時点)
価格(税別) | ストレージ容量(最大) | |
iPad Pro(10.5インチ) | 133,200円 | 512GB |
iPad Pro(12.9インチ) | 152,000円 | 512GB |
9.7インチiPad | 73,200円 | 128GB |
iPad mini 4 | 69,200円 | 128GB(固定) |
iPad mini 4を除いたモデルは最安値に比べて倍近い価格になってしまいます。
しかしストレージ容量は大幅に増え、製品保証もグッと伸びます。
iPad mini 4はストレージ容量が選べないのがネックになり、割高な感じに。
どのモデルのiPadにするにしても高額な買い物になります。
これから長く使っていくことを考えると、ストレージは大容量で、AppleCare+で製品保証を延長したモデルが安心できてオススメですね。
iPadをタイプ別に分類/6つのポイント
ここまでiPad選びの参考になるスペックの違いを解説してきました。
ここからは6つのポイントごとに、「実際のところどんなiPadを買えばいいのか」、例を交えながら解説していきたいと思います。
1.どこで使うのか
1つ目はiPadを「どこで使うのか」です。
自宅でのみ使うのか、普段から持ち歩いて使うのか。
これはiPadのモデル・サイズを選ぶのに重要になってきます。
自宅でのみ使う場合
iPadの重さを気にしなくてよくなるので、大画面・高性能なiPad Pro(12.9インチ)が第一候補に挙がります。
現行モデルで最大のディスプレイは、迫力のある映像を楽しんだり、Apple Pencilを使って絵を描くのに1番あっています。
自宅にWi-Fiがあれば、通信方式もWi-Fiモデルで十分ですので、iPadの価格を抑えることもできます。
より速くて安定した回線をお探しでしたらこちらが役に立ちます。
持ち歩く場合
普段から持ち歩くのであればコンパクト・軽量であるに越したことはありません。
最小・最軽量のiPad mini 4がオススメです!
と言い切りたいところですが、サイズの割りに軽量なiPad Pro(10.5インチ)と9.7インチiPadもアリだと思いますね私は。
特にiPad Proは反射防止コーティングと明るいディスプレイで屋外でも見やすくなっているので、お出かけのオトモにピッタリです。
通信方式はWi-Fi+Cellularモデルがおすすめ。
やっぱりどこでもネットに繋がるのは快適ですよ。
Wi-Fiモデル+モバイルルーターという方法もありますが、こちらにはいくつかデメリットがあります。
- モバイルルーターの電源をいちいち入れないとダメ
- バッテリーで動くので、充電の残量を気にしないといけない
- iPadに加えてモバイルルーターの充電も必要になる
- 単純に荷物がひとつ増える
どうせどちらも利用料金がかかるんです。
それなら楽ちんなWi-Fi+Cellularモデルの方がいいに決まってます。
参考記事:【iPad Pro】おすすめの格安SIM(MVNO)ランキングベスト5|データ使いたい放題プランがある「LINEモバイル」がコスパ最強!
iPad以外にもインターネットに繋げたい場合はモバイルルーターを選ぶのもアリです!
参考記事:【iPad Pro】おすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)ベスト3|「UQ WiMAX 2+」と「Speed Wi-Fi NEXT W05」が最強の組み合わせ!
2.何に使うのか
2つ目、iPadを「何に使うのか」です。
例えば、絵を描くのに使いたいなら「iPad Pro(12.9インチ)」+「Apple Pencil」のタッグがいいですよ。
12.9インチの大画面はApple Pencilの性能を最も活かせます。
文章を書きたいならiPad Pro+Smart Keyboardがおすすめです。
文字が打ちやすくなるだけじゃありません。
Smart Keyboardは画面カバー・スタンドとしても使えるので、持ち運びにもピッタリで、自宅・外出先を気にせずに文章を書くことができます。
ゲームをするにもCPUチップが高性能なiPad Proがベストです。
最新のゲームもバッチリ遊ぶことができます。
私は処理が速くて大画面で見やすいiPad Proにしてから、どんどん勝率が上がっています!笑
これらの例のように、性能が高くて、アップルペンシルもスマートキーボードも使えるiPad Proは何をするにも便利なので、どれを選んでいいか困ってしまったらiPad Proを選んでおけば間違いありません。
3.Apple Pencilを使いたい?
Apple Pencilを使いたいかどうかです。
この場合、対応していないiPad mini 4は候補から外れてしまいます、残念。
iPad Proと9.7インチiPadはどちらも対応しているので、この2種類から他の用途にあわせて選んでください。
4.Smart Keyboardを使いたい?
続いてSmart Keyboardを使いたいかどうかですね。
スマートキーボードはiPad Pro専用なので、使いたいならiPad Pro一択になります。
10.5インチ用、12.9インチ用の2サイズがあるので、自分のiPad Proにあったサイズのキーボードを買ってください。
5.スピーカーは重要か
スピーカーにこだわるならiPad Proを選ぶことになります。
9.7インチiPad、iPad mini 4はスピーカーが本体下部にしか付いていません。
iPad Proは上下4箇所にスピーカーが付いており、より立体的で迫力のある音を楽しむことができます。
さらに立体的で迫力のある音楽を楽しみたいならワイヤレスのスピーカーがオススメ!
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレススピーカー(Bluetoothスピーカー)|おすすめ人気ランキングベスト5/Ankerの『Sound Core mini』がコスパ最強!
逆にスピーカーには興味ないけど、イヤホン・ヘッドホンは良いものを使いたいという方にはこちらを参考にどうぞ。
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレスイヤホン(Bluetoothイヤホン)|おすすめ人気ランキングベスト3/『Apple AirPods』か『SoundPEATS Q30 Plus』が最強
参考記事:【iPad Pro】ワイヤレスヘッドホン(Bluetoothヘッドホン)|おすすめ人気ランキングベスト5/コスパ最強なのはソニーの『WH-1000XM2』だ
6.大画面は魅力か
大画面に魅力を感じるかどうかです。
「大きな画面で映画やアニメを見たい!ゲームをしたい!」
「大きな液晶で絵を描きたい!」
こうなったらもうiPad Pro(12.9インチ)一択ですね。
やっぱり大きいのは使い勝手がいいですよ。
大画面に魅力を感じなければ、他の条件から選ぶことになります。
参考記事:【iPad Pro】おすすめのVOD(ビデオ・オン・デマンド)ランキングベスト5|コスパ最強はやっぱり「Amazonプライムビデオ」だ
iPadのメリットとデメリット/現行4モデルを比較
最後にiPadのモデルごとにメリット・デメリットを紹介します。
これまでの話を簡潔にまとめたつもりです。
より簡単に「どんなiPadなのか」分かってもらえるはず!
iPad Pro(10.5インチ)
メリット
- 持ち運びやすい大きさ。
- 2番目に液晶が大きい。
- 液晶に反射防止加工あり、明るくて見やすい。
- ストレージ容量が3種類から選べるので、自分にあった物を見つけやすい。
- 最大ストレージ容量が512GB、1番大きい。
- CPUチップの性能が1番高いのでなんでもできちゃう。
- スピーカー性能がよい。
- Apple Pencilが使える。
- Smart Keyboardが使える。
デメリット
- 価格が高め。
- iPad Pro(12.9インチ)に比べると画面が小さい。
- iPad mini 4と比べると重くて大きい。
こんな人におすすめ
- 普段から持ち歩いて使うつもりの人。
- 最新ゲームを遊びたい人。
- スピーカーで音楽を聴く人。
- カメラも活用したい人。
- Apple Pencilを使いたい人。
- Smart Keyboardを使いたい人。
iPad Pro(12.9インチ)
メリット
- 液晶が最大。
- 液晶に反射防止加工があり、明るくて見やすい。
- ストレージ容量が3種類から選べるので、自分にあった物を見つけやすい。
- 最大ストレージ容量が512GB、1番大きい。
- CPUチップの性能が1番高いのでなんでもできちゃう。
- スピーカー性能がよい。
- Apple Pencilが使える。液晶が大きいので特に描きやすい。
- Smart Keyboardが使える。
デメリット
- 1番高価。
- 大きくて重い、持ち運びにくい。
こんな人におすすめ
- 外に持ち出さないつもりの人。
- 大画面で作業したい人。
- 絵を描く人。
- 動画をたくさん見る人。
- 最新ゲームを遊びたい人。
- スピーカーで音楽を聴く人。
- Apple Pencilを使いたい人。
- Smart Keyboardを使いたい人。
9.7インチiPad
メリット
- 価格が安い。
- 持ち運びやすい大きさ。
- ストレージ容量が2種類から選べる。
- CPUチップがそこそこの性能。
- Apple Pencilが使える。
デメリット
- 液晶が小さめ。
- 液晶に反射防止加工がない。
- iPad Pro(10.5インチ)より小さいのに重さは同じ。
- iPad Proにスピーカーが劣る。
- Smart Keyboardは使えない。
こんな人におすすめ
- 普段から持ち歩いて使うつもりの人。
- 手頃な価格でiPadが欲しい人。
- Apple Pencilを使いたい人。
iPad mini 4
メリット
- 最小、最軽量で持ち運びやすい。
- 液晶に反射防止加工がされている。
デメリット
- 液晶が小さい。
- ストレージ容量が選べない。
- CPUチップの性能が低い。
- iPad Proにスピーカーが劣る。
- Apple Pencilが使えない。
- Smart Keyboardが使えない。
こんな人におすすめ
- もう普段から持ち歩くと決めている人。
- とにかくコンパクトなiPadが欲しい人。
- 大画面にまったく魅力を感じない人。
- 安価で大容量ストレージのiPadが欲しい人。
- 最新ゲームに興味がない人。
まとめ
ここまでiPadの選び方についていろいろ書いてきました。
性能や価格、使用例などから皆さんにピッタリなiPadが見つかるといいですね。
オススメは「iPad Pro(10.5インチ)」の「ストレージ容量が256GB」、「Wi-Fi+Cellularモデル」です。
困ったり悩んだりしたらこれを買ってください、間違いなく満足できます!
以上、参考になれば幸いです。
コメント
[…] 前回の「iPadの選びかた」に続いて、今回は「iPadの買いかた」について解説します。 […]
[…] […]
[…] ここまでiPad Proの「選びかた」・「買いかた」・「使いかた」を解説してきました。 […]