ここまでiPad Proの「選びかた」・「買いかた」・「使いかた」を解説してきました。
まだ読んでないよ、まだiPad Pro買ってないよって人はそちらから見てくださいね。
参考記事:【iPadの選びかた】おすすめは「iPad Pro(10.5)」の「256GB」で「セルラーモデル(Wi-Fi+Celluar)」だ!
参考記事:【iPadの買いかた】「iPad」を安く買うなら「Amazon Mastercard ゴールド」を使って買おう!
参考記事:【iPadの使いかた】iPad Proの便利な機能とアプリ42選/定番アプリから神アプリまで一気にご紹介!
さて、今回はiPad Proを使いこなすための「クラウドストレージ」について、解説します。
「クラウドストレージって何なの?」
「どういう特徴があるの?」
「使うメリットって何なの?」
と言った初歩的なことは最後のまとめて説明しているので、全然分からないって人は先にそっちを読んでください。
さっそく結論からですが、iPad Proにオススメなクラウドストレージは、Apple公式の「iCloud(アイクラウド)」です。
なんと言ってもApple公式の安心感。これが大きいですね。
あとAppleのサービスなので、iPad Proで使いやすいように設計されているのが優秀なクラウドストレージだと思います。
iPad Proで使うクラウドストレージはいくつか試してみましたが、結局一番いいのは「iCloud」っていうオチです。
そのほかは一長一短なんで、総合的に評価するとやっぱりiCloudに落ち着いちゃうんですよね。
クラウドストレージ選びに困っている人も、とりあえずこの記事を読んで試しに色々使ってみてください。
おすすめは「iCloud」だと思ってますが、他のサービスも人によっては使いやすいので試してみる価値はあると思います。
【iPad Pro】クラウドストレージのおすすめランキング/使いやすさは、やっぱり『iCloud』がナンバーワン!
iPad Proで使えるクラウドストレージ
iPad Proで使えるクラウドストレージにはどんなものがあって、どんな特徴があるのか、それぞれ見ていきたいと思います。
ずばり、iPad Proで使えるおすすめクラウドストレージはこの5つ!
- iCloud(アイクラウド)
- Dropbox(ドロップボックス)
- Googleフォト(グーグルフォト)
- OneDrive(ワンドライブ)
- Amazon Drive(アマゾンドライブ)
1番のオススメはやっぱりApple公式のiCloudですね。
誰でも簡単にiPad Proのデータをバックアップできるようになっています。
他のクラウドストレージもそれぞれ良いところがあるんで、これから詳細を解説していきます。
解説の中に出てくる用語の意味が分からないという人は、記事の最後にまとめて解説してるのでもし分からなければ見てください。
「こういうの自信ないんだよな」って人も用語の意味を知ってから読むと意外と簡単にクラウドストレージを使えちゃう!?
iCloud(アイクラウド)/iCloud Drive(アイクラウド ドライブ)
最初に紹介するのはApple公式の「iCloud(アイクラウド)」です。
「iCloud Drive(アイクラウド ドライブ)」と呼ぶこともあります。
iCloudの特徴は以下のとおり。
- Appleの公式サービスであること
- 特別なアプリが必要ないこと
- 無料で5GB使えること
こんな人にオススメ
iCloudはこんな人にピッタリだと思います!
- 手軽にクラウドストレージを使いたい人
- よく分かんないけど、とりあえずバックアップは取っておきたい人
iCloudはiPad ProやiPhoneを販売しているAppleが運営しているサービスです。
だから1番Apple製品で使いやすいようになってるし、急にサービスが終了してしまう危険性もかなり少ないって言っちゃっていいでしょう。
とりあえずクラウドストレージ使ってみたい人とか、「難しいことはよく分かんないけど、バックアップ取っておいたほうがいいんだよね!?」って人はiCloud選んでおけば間違いないです。
iCloudを使えば、写真やメール・LINEの連絡先、カレンダー・リマインダーに登録した予定、メモやPages・iMovieなどのアプリで作ったデータの自動バックアップ・共有ができちゃいます。
どのアプリのデータをバックアップするか、スイッチで直感的にオン・オフできるのも分かりやすくていい感じ。
さらに写真は保存する画質の設定ができるので、高画質な写真はiCloudに保存して、iPad Proに残す写真はそこそこの画質にすることで、ストレージ容量を節約することができます。
ストレージプラン/無料で5GB使える
最初から5GBのクラウドストレージを無料で使うことができます。
足りないときは月額料金を支払うことでもっとたくさんのデータを預けられるようになります。
料金プランは以下のとおり。(2018/10/7時点の価格)
ストレージ容量 | 月額料金(税込み) |
5GB | 無料 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
※1TB(テラバイト)=1,024GB(ギガバイト)
写真の画質やサイズにもよるんですけど、無料の5GBでも写真だけなら約1,700枚保存することができるかな。
月額130円で10倍の50GB使えちゃうプランが特におすすめ。
毎月缶ジュースを1本ガマンするだけで10倍ですよ!
200GBと2TBのプランは家族5人までで分け合うことができるので、1人あたりの値段で考えるとさらにお得になります。
必要なアプリ/特別なアプリが必要ない
他のクラウドストレージとの1番の違い、それは特別なアプリなしで使えちゃうところです。
わざわざアプリをダウンロードして使うって、結構手間でめんどうくさいんですよね。
これが一切ないのが良いですね。
iPad ProやiPhoneには基本機能としてiCloudが組み込まれているから、そういう余計な手間がかからないんです。
こういったものって難しかったり、ちょっとした知識が必要になっちゃうことが多いので、公式で簡単に使えるように組み込んであるのは助かりますね。
簡単な使い方の説明
iCloudの使い方を簡単に説明します。
- iPad Proの「設定」アプリからiCloudの設定をする
- iCloudにデータをバックアップするアプリを選ぶ
これだけなんです、簡単でしょ?
iPad Proでの設定が終わったら、次はパソコンのほうでの設定ですね。
MacのパソコンとWindowsのパソコンで設定方法が変わります。
まず、iPad ProとMacのパソコンでの詳しい設定方法はこちら。
iCloud: iOSデバイス、Mac、WindowsコンピュータでiCloudを設定する
Windowsのパソコンを使ってる人はこっちになります。
Windows 用 iCloud をダウンロードする – Apple サポート
ただ、他人や学校だとかのパソコンにはiCloudのアプリを入れられなかったり、設定できないときがあると思うんですよね。
そういうときはここに飛びます。
このウェブページ版iCloudなら、どこからでも簡単にあなたのiPad Proのデータを見たり、保存したりできちゃって便利ですよ。
Dropbox(ドロップボックス)
お次は有名なクラウドストレージのひとつ、「Dropbox(ドロップボックス)」です。
Dropboxの特徴はズバリこれ。
- 無料で2GB使えること
- Googleアカウントでログインできること
こんな人にオススメ
Dropboxはこんな人にオススメです。
- Androidのスマホを持ってる人
- Googleアカウントを持っている人
- パソコンに詳しい人
Dropboxの特徴の1つに「Googleアカウントでログインできる」ってのがあります。
Googleアカウントってのは、ネットで調べ物するときに便利なGoogleありますよね?
そのGoogleの提供しているメールとか、次に説明するGoogleフォトだとかの色んなサービスを使うのに必要なものなんです。
んで、そのGoogleアカウントはAndroidのスマホ使うのに必要なんで、Androidのスマホ使ってる人ならみんなもう持ってるはずなんですよ。
つまり、面倒くさい会員登録なしでそのまま使い始められちゃうってわけ。
さらにDropboxはパソコン版のアプリもあるので、パソコンに詳しい人ならさらに便利に使うことができちゃいます。
ストレージプラン/無料で2GB使えるBasicプラン
Basicプランなら無料で2GBのストレージ容量を使うことができます。
個人向けには1TB(1,000GB)のPlusプラン、2TB(2,000GB)のProfessionalプランも用意されてますよ。
さらに複数の人で使うなら、チーム向けの3TB(3,000GB)も使えるStandardプラン、必要な量だけ(!)使えるAdvancedプランなんてのも。
利用料金を毎月払うか、1年分まとめて払うかで1ヶ月あたりの料金が変わります。
「思いっきり使い倒すぞ!」って人は1年分まとめて払うと、ちょっと安くなるんでオススメ。
詳しくは公式サイトで確認してくださいね。
あなたの使い方にあった Dropbox があります – Dropbox
料金表はページの下の方にあります。
必要なアプリ/Dropbox公式アプリを入れよう
iPad ProでDropboxを使うなら、公式のアプリを入れましょう。
このアプリからファイルをアップロード・ダウンロード、ファイルの確認ができるようになります。
さらに写真の自動アップロード機能があるので、撮った写真を勝手にDropboxにバックアップしてもらうこともできちゃいますよ。
簡単な使い方の説明
Dropboxの使い方を簡単に説明します。
- iPad ProにDropboxのアプリを入れる
- Dropboxのアカウントを作る、またはGoogleアカウントを作る
- バックアップするデータを選ぶ
まずはiPad ProにDropboxのアプリを入れましょう。
アプリを入れたら、アプリの説明を見てDropboxアカウントかGoogleアカウントのどっちかを作ります。
おすすめは他のサービスでも使えるGoogleアカウントですね。
Androidのスマホを使ってる人や、もうGoogleアカウントを持ってるって人はそれでサインインしちゃっていいですよ。
Dropboxにサインインできたら、あとはバックアップしたいデータを選ぶだけ。
これでiPad Proでの作業は終了です。
バックアップしたデータはウェブ版ならどこからでも確認できます。
パソコンにDropboxの公式アプリをインストールすれば、もっと簡単にデータのバックアップ・共有ができちゃいますよ。
分からないことが出てきたり、設定で困ったりしたらヘルプセンターを確認してみてください。
Googleフォト(グーグルフォト)
次に紹介するのは「Googleフォト(グーグルフォト)」というもの。
Google フォト – 思い出を何枚でも保存、見たいときにはすぐに見つかる
Dropboxの説明のとき名前がチラッと出てきたやつですね。
調べものするときに誰でも1度は使ったことのある「Google(グーグル)」が提供しているクラウドストレージです。
まずはざっくりGoogleフォトの特徴を紹介しますね。
- 写真&動画専用
- バックアップした写真&動画を自動で整理してくれる
- 友達と共有するのが簡単
- 15GBも無料で使える
こんな人にオススメ
Googleフォトは特にこんな人にオススメします。
- 写真と動画をとにかくたくさんバックアップしたい人
- 写真&動画を自動で整理してほしい人
- 友達や家族と共有したい人
- Androidのスマホやパソコンと写真を共有したい人
- Googleアカウントを持っている人
Googleフォトは写真と動画専用のクラウドストレージなんです。
他のデータがバックアップできない代わりに、高性能な写真・動画の自動整理機能があるのが最大の特徴です。
例えば食べ物、花、車、山などの被写体の種類や、写っている顔を判別して写真に撮った人ごとに分けてくれますよ。
優秀!www
さらにバックアップしたデータを簡単に探す機能もあるんです。
「あのとき食べたラーメンどこのだっけ?」と思ったら”ラーメン”で検索。
すると撮った写真の中からラーメンの写真だけを表示してくれて、すぐ店名も思い出せること間違いなし。
めんどうくさいタグ付けする必要もありません。
友達や家族と写真を共有するのも簡単。
一緒に見たい写真・動画を選んで、共有したい相手を選ぶだけです。
相手がGoogleフォトに登録していなくても共有できるのもナイス!
それと、iPad Pro同士やiPhoneとは他にも簡単に写真・動画を共有する方法がいくらでもあるんですけど、Androidのスマホやパソコンと大量の写真を共有するとなると結構大変なんですよね。
このGoogleフォトなら共有する相手の端末の種類を気にする必要がなくなるのもいいところですよ。
あなたのスマホがAndroidで、Googleアカウントを持っているというなら、そのGoogleアカウントでログインしちゃいましょう。
そのままiPad Proとスマホで写真を共有できちゃいますよ。
そして無料なのに15GBもストレージ容量があるという太っ腹さ。
詳しいストレージプランについては次で紹介しますね。
ストレージプラン/無料で15GBも使えちゃう
繰り返しになっちゃいますが、無料で15GB使えます。
iCloudの3倍、Dropboxの7.5倍使えてタダですよ?すごくないですか?
これでも足りない人は有料プランの「Google One(グーグルワン)」に登録すると、100GB・200GBの大ストレージを使うことができるようになります。
これもDropboxに同じく、月ごとに利用料を支払うか、1年分まとめて払っちゃうかで料金が変わります。
詳しくは公式サイトで確認してください。
Google One – 追加の保存容量と Google の各種特典
必要なアプリ/Googleフォト公式アプリを入れよう
iPad ProでGoogleフォトを使うなら、公式アプリをインストールしましょう。
このアプリから写真・動画のアップロード・ダウンロード、確認といったことができるようになります。
もちろん、友達や家族との写真の共有もこのアプリからできますよ。
簡単な使い方の説明
iPad ProでGoogleフォトを使う方法を簡単に説明しますね。
- iPad ProにGoogleフォトのアプリを入れる
- Googleフォトアプリにしたがって、Googleアカウント作る
- バックアップする写真・動画を選ぶ
この3ステップです。
まずはGoogleフォトのアプリをiPad Proに入れましょう。
アプリを入れたら起動して、画面の指示にしたがってGoogleアカウントを作ります。
「もうGoogleアカウント持ってる」って人はそれでログインしちゃって大丈夫ですよ。
あとはバックアップしたい写真・動画を選ぶだけ!
簡単ですね。
バックアップ写真・動画をパソコンから確認したいときはこちらにアクセスして、iPad Proと同じGoogleアカウントでログインするだけ。
Google Photos – All your photos organized and easy to find
また、パソコン版のGoogleフォトアプリもあるので、パソコンにもアプリを入れてあげることでもっと便利に使えちゃいますよ。
OneDrive(ワンドライブ)
「OneDrive(ワンドライブ)」はパソコンのWindowsを作っている「Microsoft(マイクロソフト)」のクラウドストレージサービスです。
まずはOneDriveの特徴ですね。
- 有料プランでMicrosoft Office(マイクロソフトオフィス)が使えるようになる
- 無料で5GB使える
こんな人にオススメ
OneDriveはこんな人におすすめです。
- iPad ProでもMicrosoft Officeを使いたい人
OneDriveが他のクラウドストレージに勝っているところってあんまりないんです。
ストレージ容量だけ見たらiCloudと変わらないし、機能もDropboxと大差ありません。
OneDriveが唯一、他のクラウドストレージに勝っているところ。
それは有料プランでOfficeが使えるようになるところなんです。
「Officeって何?」って感じですよね。
Word(ワード)とかExcel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)って授業で使いませんでしたか?
あと文章書いたり、表作ったり、スライドショー作るアレを総称してOfficeって呼ぶんです。
そのOfficeがiPad Proでも使えるようになって、1TB(約1,000GB)の大容量ストレージを使えるようにもなるのが最大の特徴ですね。
Officeが分からなかった人、iPad Proで使うことないなって思った人はあえてOneDrive選ぶ必要はないと思います。
ストレージプラン/無料でも5GB使える
iCloudと同じ5GBを無料で使うことができちゃいます。
有料プランは2つあって、50GB使えるプランと1TB(約1,000GB)使える+Office付きのどちらかを選ぶことになります。
最大のメリットであるOffice付きの有料プランは支払いを月ごとか、1年分まとめてするかで価格が変わりますので、公式サイトで確認してくださいね。
必要なアプリ/OneDrive公式アプリが出ている
iPad ProでOneDriveを使うなら公式アプリを入れちゃいましょう。
このアプリからiPad Proのデータをアップロード・ダウンロード、バックアップされたデータの確認をすることができるようになります。
また、写真に自動でタグを付けてくれたり、友達や家族と写真やビデオを共有する機能もありますよ。
簡単な使い方の説明
iPad ProでOneDriveを使う方法を簡単に説明します。
- iPad ProにOneDriveアプリをインストールする
- アプリの指示にしたがってMicrosoft アカウントを作る
- バックアップするデータを選ぶ
OneDriveも他のクラウドストレージと同じく、公式アプリを入れるところから始めましょう。
アプリを入れたらMicrosoft アカウントを作ります。
「Outlook.com」「Xbox Live」を使ってる人はそのアカウントが使えるようなので、持っているか一応確認してみてください。
アカウント作ったらOneDriveにサインイン。
あとは他と同じく、バックアップしたいデータを選びましょう。
詳しいこと・分からないことはこちらのヘルプから確認してみてください。
パソコン用のOneDriveアプリがあれば、もっと簡単にファイルを整理できちゃいます。
Amazon Drive(アマゾンドライブ)
最後に紹介するのはあの大手通販サイト・Amazonのクラウドストレージ、「Amazon Drive(アマゾンドライブ)」です。
通販以外にこんなこともやってるんですね。
Amazon.co.jp: : Amazon Drive Home
Amazon Driveの特徴はこれらになります。
- 無料で5GB使える
- 買い物用のAmazonアカウントで使える
- Amazonプライム会員なら写真の保存が容量無制限になる
- プランの数が豊富
こんな人にオススメ
Amazon Driveはこんな人たちにオススメのクラウドストレージです
- Amazonアカウントを持ってる人
- Amazonプライム会員になってる人
- めっちゃ大量のデータをバックアップしたい人
みなさんが通販で使っているAmazonアカウント。
そのアカウントを使ってそのまま利用開始できちゃいます。
新しくアカウントを作る必要がないのは楽ちんでいいですね。
Amazon Driveを特にオススメしたいのがAmazonプライム会員のあなた。
追加料金なしで、写真を容量無制限(!)に保存できちゃいます。
むしろ使わないと損?笑
あとはめちゃくちゃ大量のデータを保管したい人。
Amazon Driveなら10TBまでは1TB刻みで、それ以上なら20TB・30TBもの超大容量を使うこともできます。
個人だと使いきれませんね。
ストレージプラン/無料で5GB、プライム会員なら写真無制限
Amazon DriveもiCloudと同じく、無料で5GB使うことができます。
さっきも紹介したとおり、プライム会員なら追加料金なしで写真を容量無制限で保存できるようになっちゃいますよ。
写真以外にも大量にバックアップしたいなら、1年間2,490円で100GB使えるプランもあります。
もっとストレージ容量が必要なら1TB~10TB、20TB、30TBもあるんですけど、30TB(約30,000GB)になるとそのお値段は1年間414,000円!
詳しくはサインイン後、設定から「ストレージの管理」>「全てのプランを表示」で確認してください。
必要なアプリ/Amazon Driveも公式アプリがある
iPad ProでAmazon Driveを使うなら公式アプリがあります。
シンプルで使いやすいアプリですね。
このアプリからデータのアップロード・ダウンロード、データの確認・共有までできちゃいます。
簡単な使い方の説明
iPad ProでAmazon Driveを使う方法を簡単に説明しちゃいます。
- Amazon DriveのアプリをiPad Proにインストールする
- アプリの指示にしたがって、Amazonアカウントを作る
- バックアップするファイルを選ぶ
この3ステップでオッケーです。
Amazon Driveも他のクラウドストレージと同じく、公式アプリをiPad Proに入れるところから始めましょうね。
入れたらアカウントを作るんですけど、Amazonアカウント持ってる人かなり多いと思います。
その持っているアカウントでサインインできちゃうので、わざわざ作らずに済んじゃうかもしれませんね。
最後も他と同じ。
バックアップするデータを選んで終わりです。
パソコンから確認するときはこちらからどうぞ。
Amazon.co.jp: : Amazon Drive Home
パソコン用のアプリも用意されているので、パソコンからも使いたい人はチェックしてみてくださいね。
用語の意味が分からない人へ
横文字ばっかりで何言ってんのかわかんない!って人は、ここをチェックしてね。
クラウドストレージとは
上の繰り返しになっちゃうけど、インターネット上にデータを保存・保管できるサービスのこと。
ストレージとは
データを保存する場所や保存できる物のこと。
iPad Proやスマホが写真やアプリの情報を記録している部品や、テレビ番組を録画するための外付けハードディスクのことをいう。
ダウンロードとは
インターネット上からあなたのiPad Proやスマホにデータをコピーすること。
「データを落とす」なんていうこともある。
アップロードとは
あなたのiPad Proやスマホからインターネット上にデータをコピーすること。
「データを上げる」「データをアップする」と言ったりもする。
バックアップとは
あなたのiPad Proやスマホのデータを、パソコンやインターネットとかの他の複数の場所にコピーして保管すること。
これがあるとどこか1ヶ所のデータ、例えばiPad Proのデータが消えても、パソコンから復活させることができるようになる。
インストールとは
アプリをiPad Proやスマホ、パソコンにダウンロードして使えるようにすること。
GB(ギガバイト)とは
データの大きさ・量の単位のこと。
1GBあると写真は約340枚保存できる。
保存できる枚数は写真の画質・大きさによって変わる。
TB(テラバイト)とは
データの大きさ・量の単位のこと。
1TB=約1,000GBである。
正確には1TB=1,024GBだけど、今回はそんな細かく覚える必要ないです。
クラウドストレージって何?/ネット上にデータを保存できる
そもそも「クラウドストレージってなんなの?」って人向けに説明しますね。
- クラウド→色んなサービスをネット上から利用できること
- ストレージ→データ保管庫のこと
つまり「クラウドストレージ」ってのはこの2つからなるワードで、特に「ネット上にデータを保存・保管」できるサービスのことを言います。
あなたのiPad Proのデータをクラウドストレージ上に保管することで、パソコンからもデータを確認・編集できたり、友達とデータを簡単に共有することができちゃうようになるんですね。
続けてクラウドストレージを使うメリット・デメリットを紹介します。
クラウドストレージを利用するメリット
クラウドストレージを使うメリット、つまり「ネット上にデータを保管」できたらどんなメリットがあるのかっていうと、だいたいこんな感じ。
- iPad Pro本体のデータが消えても復活できる
- iPad Proのストレージ容量を開けて、もっとデータが保存できるようになる
- パソコンからもデータを編集・確認できるようになる
- 友達と簡単にデータの共有ができる
iPad Proの急な故障、もっとアプリを入れたいのにストレージ容量が足りないって問題、iPad Proでやってた作業の続きをパソコンからやりたいとき、たくさんの写真を友達に渡したいってときに、これ1つで対応できちゃう便利なサービスなんです。
クラウドストレージを利用するデメリット
でも、メリットがあるならデメリットもあるもんだよね。
どんなことがクラウドストレージのデメリットか。それは……
- 設定を間違うとデータ通信量をかなり使ってしまう
- クラウドストレージからデータが流出する心配がある
- クラウドストレージ上のデータが消えたり、壊れたりすることがある
- クラウドストレージのサービスが終わって、データが全部消えちゃうことがある
1つめですね、設定を間違うとデータ通信量が減ってしまいます。
それもかなりの量。
今の時代、写真の画質がめっちゃ上がってて、写真1枚のデータ量もバカにならないんだよね。
それを何百枚もクラウドストレージに保存するなんてことになると、あっという間に速度制限が来ちゃうことになっちゃいます。
設定はくれぐれも気を付けてください。
2つめ、データがネット上に流出するかもしれない。
ネット上で悪いことをする人、「クラッカー」っていうんだけど、そいつがクラウドストレージを攻撃して、保存されているデータを無差別にネット上にばらまいてしまうかもしれない。
もしくはクラウドストレージサービスをやってる会社の社員がうっかりデータを外に漏らしてしまうかもしれない。
そして流出してしまったデータをネット上から完ペキに消し去ることは不可能です。
3つめにクラウドストレージのデータが壊れてしまうかもしれない。
クラウドストレージに保存したデータはネット上にふよふよ浮いてるわけじゃなくて、どっかの会社の”データサーバー”っていうでっかい記憶装置に保存されているんだよね。
この機械が壊れちゃうと、あなたが預けていたデータも壊れてしまう。
もしくはさっき説明したクラッカー、こいつがストレス発散のためにクラウドストレージのデータを破壊してしまうかもしれない。
最後4つめ、クラウドストレージのサービスが終わってしまうことがある。
その時、預けていたデータは全部まとめて消えちゃいます。
サービスが終わる時は前日にお知らせがあって、データを回収してねってお知らせされると思うんだけど、突然終わってしまう可能性もゼロじゃないので注意です。
こんな4つのデメリットがあるわけです。
かなり大げさに書いたし、映画やアニメじゃないからこういったことはめったにないんだけどね。笑
ただ大事なことはメリットが大きいぶん、デメリットも大きくなるってこと。
これを理解したうえでクラウドストレージを使ってほしいなって思います。
便利なことは間違いないですからね。メリットデメリットをちゃんと知ったうえで使ってください。
上手にクラウドストレージを使う方法
じゃあ具体的に「クラウドストレージはどうやって使えばいいのよ?」って話になりますよね。
こんな感じで使っていけばデメリットが緩和されます。
- クラウドストレージだけに頼るのをやめる
- 流出しても困らないデータだけをクラウドストレージに預ける
- クラウドストレージに預ける期間を短くする
- そもそも使わない
まずはデータの破損対策にクラウドストレージだけに頼るのをやめましょう!
本当に大切なデータってのは、1ヶ所、2ヶ所だけじゃなくて3ヶ所以上(多ければ多いほどいい)にバックアップしておくのが基本なんです。
例えばiPad Pro本体、クラウドストレージ、自宅のパソコン、外付けハードディスク、USBメモリ、こういったもの複数に同じデータを保管しておくと、どれか1つ2つ壊れたところで問題なくデータを復活させることができます。
次にデータの流出対策として、大切なデータをクラウドストレージに預けるのはやめましょう!
言い方がちょっと悪いんですけど、流出しても問題ないデータだけ預けるのに使うと安全です。笑
続けてデータの流出対策なんですけど、クラウドストレージにデータを預ける期間を短くしましょう。
友達にデータを渡し終わったら、パソコンにバックアップを取り終わったら、用事が済んだときにクラウドストレージからはデータを消しちゃいましょう。
最後、そもそも使わない。
「いや、これ上手な使い方じゃないじゃん!」ってなっちゃいますけど、そもそも使わないっていう最強の防御手段があるんですよ。
バックアップは自分のパソコンや外付けハードディスクにしっかりする。
iPad Proはストレージ容量が最大のものを買う。
こうすれば別にクラウドストレージ使う必要ないでしょ!?
iPad Proのストレージ容量の選びかたについてはこちらで詳しく解説してます。
参考記事:【iPadの選びかた】おすすめは「iPad Pro(10.5)」の「256GB」で「セルラーモデル(Wi-Fi+Celluar)」だ!
デメリットをやたら強調したり、「クラウドストレージ使わなきゃよくね?」なんて自分で言っちゃってるんですけど、クラウドストレージはほんとに便利なサービスなんで、うまく使いこなしてほしいなって思います。
ただ、繰り返しになりますが「便利なクラウドストレージにもデメリットはあるんだよ」ってことだけは、絶対に忘れないでください。
まとめ
iPad Proでも使えるクラウドストレージを5つ紹介して、それぞれの特徴・使い方を解説してきました。
1番のおすすめは使いやすくて、Apple公式という安心感のある「iCloud(アイクラウド)」です。
他の4つもiCloudに負けない特徴と使いやすい場面があるので、魅力に感じるところがあったらぜひ使ってみてください。
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